
スイカズラ
爽やかで心地の良い甘い香り

爽やかで心地の良い甘い香り
| 分 類 | : | スイカズラ科スイカズラ属 |
| 学 名 | : | Lonicera japonica Thunb. |
| 原 産 地 | : | 日本から東アジア一帯 |
| 芳 香 | : | 爽やかで心地の良い甘い香り(香水としても利用される) |
| 作 用 | : | 【漢方】解熱、消炎、利尿薬、化膿症、浄血、関節炎 |
| 主 成 分 | : | 【葉】タンニン、サポニン、 【花】セリルアルコール、ステリン、アラキン酸、リノレイン 酸、リノール酸等 |
生薬として、花や蕾は「金銀花(キンギンカ)」、葉は「冬忍(ニンドウ)」と呼ばれることになります。
もう一つの和名「吸葛(スイカズラ)」は、花を抜き取り、甘い蜜を吸ったこと。わかりやすい由来です。
初夏に開花する常緑つる性の低木。開花初期は白く、咲き進むに連れて黄色に変化します。白花を銀、黄花を金として、金銀花(キンギンカ)と呼ばれます。
この仲間は東アジア全域に自生しますが、主に日本産のスイカズラが漢方として利用されているそうです。
スイカズラ属は約150種が知られ、国内でも約25種が自生しているとされます。甘い香りを放ち、ハーブティーや精油などに利用されています。