丸みのある穴が開く観葉植物 マドカズラ(窓葛)
あらら〜、何ですかぁ、これ?虫喰いですかね! あっと、出直して「これは何かな?」 虫食いではなくて、ユーモラスな観葉植物モンテスラの一種です。 和名のマドカズラで流通していますが、窓が開いているという意味でした。 光沢があって、とても綺麗な緑色の葉がとても気に入りました。 後で分かったのですが、蔓性植物だったんですね。 比較的背が低く、樹の姿がしっかりしているので、気が付きませんでした。 葉は全縁、つまり、葉の外周には鋸状の切れ込みがほとんど入りません。 葉には葉脈がありますが、(正確には)側脈に沿って穴が開きます。 緩やかな丸い穴ですが、どうやら、開き方に規則性はなさそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Monstera friedrichsthalii" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : サトイモ科モンステラ属 葉にこのような穴が開く理由が知りたいですよね。 八つ手のように切れ込みが入るのは風の抵抗を減らすためと言われます。 このような穴は、虫が食べたり産卵する対象にならないように、だとか? 機会があったら、マドカズラに聞いてみましょうか。 (^.^) 耐陰性があるとのことで、一年中、室内に置くことができるそうです。 これは観葉植物としては、大きなアドバンテージですね。 写真で、成長して気根を下ろす姿を見ましたが、なかなか良い感じです。 仲間の "M. deliciosa" は、葉に深い切れ込みが入り、穴も開きます。 それから、白い仏炎苞の花を咲かせるそうです。 葉ばかりが気になりますが、仏炎苞とは、確かにサトイモ科だったんですね。