美味しそうだったウンシュウミカンも、そろそろ終わりのようですね。 でも、もったいなぁと家族で話していました。 「どうぞ」と一言あれば、全部食べて差し上げるのに・・・。 まだ、綺麗な橙色をしているのに、実が崩れていますね。 あれ、でも、・・・。 なんと、よく見ると、葉と同じ色をした小鳥がいるではないですか。 ウグイス色をしていますが、これはスズメ目のメジロです。 (因みに、ウグイスは茶褐色をしています) 桜や梅の花弁を食べている姿を見たことがありますが、雑食なのですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Citrus unshiu" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : ミカン科ミカン属 ウンシュウミカンと言えば愛媛県をイメージします。 実際、海岸線を走ると、太陽が当たる場所は全て蜜柑という感じでした。 でも、最近は和歌山県が出荷量で追い越したと聞きました。 確かに、こちらも高密度に作付けされていますよね。 「有田みかん」と表記しているのは和歌山産のウンシュウミカンです。 紀伊国屋文左衛門がみかん船で江戸に送ったのは、当然、これですね。 〜 あれは紀伊国、やれこの、これわいのさ、みかん船じゃえ〜 ♪ 三波春夫先生 「豪商一代 紀伊国屋文左衛門」より あれは浪曲と歌謡曲のコラボで「長編歌謡浪曲」だそうですよ。 ははは、この話題におつき合いできる方は、なかなかの達人ですね。