こういうブラシの毛のような赤いオシベには見覚えがあります。 「これは何かな?」 やはりフトモモ科でしたが、食用になる果実が生るフェイジョアです。 先ず、花がとても個性的というかユニークですね。 内側が赤くて外側が白い花弁が、内側に巻き込むように開いています。 先端が金色に見える赤いオシベと、もう少し長いメシベも変わっています。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Feijoa sellowiana" ● 原産 : 南米 ● 分類 : フトモモ科フェイジョア属 耐寒性・耐暑性とも強く、陽当たりさえ良ければ栽培は容易だそうです。 自家不和合性があり、単独では結実しない品種もあるので注意しましょう。 やはり、自家結実性のあるアポロ等の品種が流通しています。 見たことがないのですが、花はグアバに似ているのだそうです。 果実にパイナップルの香りがあるのでパイナップルグアバと呼ばれるとか。 こんなに個性的な植物なのに、なんとも安易なネーミング(別名)ですね。