(遺跡全体の規模も大きいのですが、それぞれの建造物の大きさにも驚きました) 青森市に出向いた時には、是非立ち寄りたいと思っていた「三内丸山遺跡」のある丘をゆっくり歩いてみました。 とても有名ですが、一応説明しておきますと、縄文時代の前期から中期(約5500年前-4000年前)の人々が暮らした大規模集落跡です。周辺にも複数の遺跡群があって、関連しているといわれます。いったい、どれだけの人口があったのでしょうか。
大型竪穴式住居と六本柱建物がほぼ同じ場所に建っていました。建物の中には球技ができそうな空間があって、よくこれだけの建物を建築できたものだと驚くばかりです。そして、天に向かって立ち上がる巨大な柱ですが、これはいったい何でしょう。この柱は栗の木だそうですが、大きさは確認されているものの、このような屋根もない建築物であったかどうかは分かっていません。
とても広大な遺跡ですのでピンときませんが、大都市である青森市街から驚くほど近い場所にあります。入口は近代建築でした。