総合案内へ戻るトップページ独りがたり 2006年10月27日

 
[ 草がたり ] 天の香り (1)

 アロマテラピーに関する書籍は比較的多いようだが、今ひとつ納得できないというか、重みを感じられなくて、購入して読もうという気持ちになれなかった。でも、出逢いは突然やってきた。房総半島の先に位置する南房総市にあるローズマリー公園で紅茶をいただいていた時、ふと、目立たない肌色単色カバーの書籍が目に入った。

 『アロマテラピー 天の香り』 (スザンネ・フィッシャー・リチィ著 手塚 千史訳)

 この書籍、内部は小豆色の文字と絵だけ。とてもシンプルな体裁だ。黒い色のインクでさえ、表紙にしか使われていない。でも、軽く目を通しただけで、アリマテラピー事典としても、読み物としてもしっかりしているという印象を持った。
 つまり、軽くなかった。詳しく見ると、ドイツの女性アロマテラピストの著作、東京大学農学部農芸化学修士という学歴を持つドイツ語の翻訳家(こちらも女性)が邦訳したもの。しばらくの間、楽しむことができそうだ。

 今回、インターネット書店で(一瞬)品切れして肝を冷やした。1994年初版なので、品切れの可能性はとても高かった訳だが、最初に確認したとき、「在庫有り」という表示だったので、つい油断して、のんびり構えていた。いざ、注文をしようと思ったとき、「品切れ」表示に切り替わっていたのだ。愕然とした。
 しばらくして、ダメ元で在庫確認をしたところ、再度「在庫有り」変わっていた。運が良かったと思った。書籍が到着して分かったことだが、2004年に第6刷発行とあった。第6刷というのは珍しいのではないか。ドイツでも日本でもロングランの評判ということらしい。

 この話、もう少し、つづく・・・。

  『アロマテラピー 天の香り』
 


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