ホテイアオイ (布袋葵、ミズアオイ科)--- Eichhornia crassipes (Martius) Solms-Laubach ---

ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)
 眩しい光を受けて輝く淡紫色の花はホテイアオイです。別名ホテイソウとか、ウォーターヒヤシンスと呼ばれています。金魚を飼ったことがある方であれば、目にしたことがあるのではないでしょうか。
撮影 : 茨城県 2004年9月20日

ミズアオイ科 ホテイアオイ属
分類体系 APG 属性(生活型) 単子葉植物多年草、浮遊水生植物
標準和名 ホテイアオイ 漢字表記 布袋葵
学名/栽培品種名 Eichhornia crassipes (Martius) Solms-Laubach RDB
花期 夏から秋:6~9月 結実期
原産地 南米アマゾン川流域 備考 国際自然保護連合(IUCN)の世界の侵略的外来種ワースト100、日本の侵略的外来種ワースト100指定。
国内分布 各地で栽培。野生化が進み、本州以南に分布する。
自生環境 外来種。河川、田沼。
補 足 明治期に観賞目的または家畜飼料として導入され、その後、野生化が確認された。爆発的な繁殖力を持ち、世界十大害草のひとつ「青い悪魔」と呼ばれる。水質浄化に寄与する一面を持つ。

ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科) ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)
浮き袋状の葉柄で水面に浮かんで育ちますが、水深が浅い場所では根を張って、浮き袋は発達しないそうです
ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)
茨城県 2004年9月20日

ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科) 水質浄化力があると言われます
でも、外来種なのです
放置すべきものではありません
ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)
茨城県 2004年9月20日

ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)
徳島県 2002年8月13日
綺麗だなと感じて撮影したのですが、ここまで繁茂してしまうと水質浄化を期待するよりも、冬に枯れて腐敗することにより、環境を侵していまいそうです。現実問題として、繁殖力が強いために「侵略的外来種」に指定されています。

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 (2006/08/28) Latest Update 2022/12/21 [480KB]


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