ドウダンツツジ (灯台躑躅、満天星、ツツジ科)--- Enkianthus perulatus C.K.Schneid. ---

ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、ツツジ科)
 蕾は淡い緑色で、散形の花序は開くに従ってパールホワイトになるツツジ科のドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星または満天星躑躅)です。漢字で書いてあったら全く読めません。(=^_^=)
 実は、比較的身近な植物で、よく生け垣などに使われています。これは枝が密に生え、遮蔽性に優れていることも選ばれる理由の一つだとか。低木で大きくならず、刈り込みにも強そうで、庭木向きですね。余り多くはありませんが、本州、四国、九州に自生しています。
撮影 : 千葉県佐倉市 2003年4月12日

ツツジ科 ドウダンツツジ属
分類体系 APG 属性(生活型) 双子葉植物、常緑低木、合弁花
標準和名 ドウダンツツジ 漢字表記 灯台躑躅、満天星、満天星躑躅
学名/栽培品種名 Enkianthus perulatus C.K.Schneid. RDB
花期 春:4~5月 結実期 秋:10~11月
原産地 日本(四国) 備考
国内分布 本州(静岡、愛知、岐阜、紀伊半島)、四国(高知、徳島)、九州(一部の山地)
自生環境 元来の自然環境では、山地の岩場、特に塩基性の強い蛇紋岩地帯で見られる。
補 足 街路樹などに利用される。同属にサラサドウダンEnkianthus campanulatus (Miq.) G.Nicholson などがある。

ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、ツツジ科) ドウダンツツジ(灯台躑躅、満天星、ツツジ科)
千葉県佐倉市 2003年4月12日

ミヤマドウダンツツジと異なり、花に見える部分が3枚しかありません。茶色(または緑色)の3枚は外花被片(がく片)で、内花被片(花弁)はないようです。

 (2007/05/21) Latest Update 2022/12/09 [100KB]


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