四季の山野草@(花の写真館)  更新 2018/07/22 - 238 -

シュンラン[春蘭](ラン科)--- Cymbidium goeringii (Reichb. fil.) Reichb. fil. ---

シュンラン[春蘭](ラン科)
 植物図鑑などでは、単に「シュンラン」と記載されていますが、春蘭が好きな方は「日本春蘭」と呼ぶのではないでしょうか。春にひっそりと花を咲かせるシュンランの写真をまとめてみると、偶然ですが、大分の写真ばかりが目立ちます。実際には、日本の至るところで見ることができる親しみ易い植物なので、ジジババ、ハクリ等の地方名が多くあります。
 独特の細長くて硬い葉は、濃い緑色で、安易に触ると切り傷を作ることがあります。太くて白い地下茎から、普通、緑色の一茎一花が立ち上がり、白い唇弁に紅色の班が入るものが標準花でしょう。バラエティに富んだ花色や形、葉の模様の選別品種が園芸品として流通しています。
撮影 : 大分県由布市 2006/04/20

科/属 ラン科/シュンラン属 属性(生活型) 単子葉植物、多年草、地生蘭
標準和名 シュンラン 漢字表記 春蘭
学 名 Cymbidium goeringii (Rchb.f.) Rchb.f. RDB
開花期 春:3~4月 結実期
原産地 日本、中国 国内分布 日本全土、中国
自生環境 雑木林(二次林)の腐葉土などに生育する。
補 足 常緑の野生ラン(地生蘭)。園芸の分野では日本春蘭、中国春蘭を区別することがある。

シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
決して派手さがない独特な蘭の花を、古来、日本人は愛でてきました。不思議な感性なのかも知れませんね。
大分県由布市 : 2006/04/20 大分県別府市 : 2009/04/15
シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
撮影 : 千葉県船橋市 1999/04/03
シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
園芸店で売られている選別種 鉢植のつぼみが膨らみ始めた
千葉県八千代市 : 2000/03/18 千葉県船橋市 : 2001/03/11
 学生時代に春蘭に見入られて園芸店や山野を歩き回ったことがありました。通常、緑色をしている花弁が夕映えのごとくオレンジ色をした春蘭、更に紫掛かった淡い暮色の春蘭、「素」と呼ばれる雪のように白い春蘭、「富貴」と呼ばれる野太い春蘭、「錦」は覆輪の葉物、本当にいろいろで個体全てが微妙なバランスをとっているように見えました。ただ、一鉢数万円もするものばかりで、アルバイトでようやく食べていた貧乏学生には手が出ませんでした。
 本を読めば「埼玉や茨城の野山でも変わり花は見つかる」と書いてあるので、出掛けて見たものの、現実には、そう簡単に見つかるものではないことを痛感する訳です。何しろ、普通の春蘭さえ、個体数が減っているのですから。
 最近、もう少し一般的な価格帯で普及株が出回るようになりました。東洋蘭は一般に洋蘭のように大量に増やすことができません。何か新しい技術が開発されたのかもしれません。

シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
撮影 : 大分県由布市 2006/04/20
シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
シュンラン[春蘭](ラン科)
撮影 : 千葉県(植栽) 2012/04/04
シュンラン[春蘭](ラン科) シュンラン[春蘭](ラン科)
撮影 : 山梨県北杜市 2013/04/13

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