ジタネツケバナ (種漬花、アブラナ科)--- Cardamine scutata Thunb. ---

ジタネツケバナ(種漬花、アブラナ科)
 春、日本全国の田んぼや路傍で広く見られる雑草の類です。小さい白い花は、よく見ると、けっこう可愛くて、確かにアブラナの仲間に見えますね。漢字で「種漬花」と書くそうです。即ち、種籾を水につける作業を行う頃に咲く花なのですね。
 花後、果実が熟すと、小さな種子がパチンと音を立てて飛び散ります。たくさんの種子ができるので、「種付花」と誤解をしていました。
撮影 : 千葉県千葉市 2016年3月29日

アブラナ科 タネツケバナ属
分類体系 APG 属性(生活型) 越年草、一年草
標準和名 タネツケバナ 漢字表記 種漬花
学名/栽培品種名 Cardamine scutata Thunb. RDB
花期 春から初夏:3~6月 結実期 初夏
原産地 東アジア~ヒマラヤ 備考
国内分布 日本全国。北半球に広く分布。
自生環境 日本全国の田畑、路傍の湿性の高い場所。
補 足 別名:コメナズナ、アワナズナ。若芽を若葉を生サラダ、茹でて和え物、汁、天ぷらなどに供する。

ジタネツケバナ(種漬花、アブラナ科) ジタネツケバナ(種漬花、アブラナ科)
ここは水を張る前の田んぼですが、数枚の田んぼ一面に白い花が咲き、絨毯のようになっていました。
千葉県千葉市 2016年3月29日

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 (2016/05/12) Latest Update 2022/03/28 [150KB]


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