マイヅルソウ (舞鶴草、キジカクシ科)--- Maianthemum dilatatum ---

マイヅルソウ(舞鶴草、キジカクシ科)
 マイヅルソウは、勿論、知っていましたが、しっかり撮影して折らず、今更、新たにページを作りました。
 この和名の由来については良く知られており、葉が展開する様子を「鶴が羽を広げた姿」に見たてたとされています。以前、同行の3人で「本当に鶴にみえるかな?!」と、いろいろな角度から眺めてみたことがありました。結論は「まぁ、見えなくもない」でしたね。
 白くて小さい花を一面に咲かせていることが多く、小ぶりなスズランのようです。高山域では、見かける頻度が多いのですが、ついつい、そのまま通り過ぎてしまっていました。おとなしい印象の植物です。
撮影 : 長野県下高井郡 2023年6月10日

キジカクシ科 マイヅルソウ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 マイヅルソウ 漢字表記 舞鶴草
学名/栽培品種名 Maianthemum dilatatum (Alph.Wood) A.Nelson & J.F.Macbr. RDB
花期 初夏:5~7月 結実期 秋:9~10月
原産地 日本 備考
国内分布 北海道から九州に分布する。海外には広域に分布する。
自生環境 主に山地から亜高山帯の針葉樹林に多く群生する。
補 足 和名の由来は、葉が展開する様子を「鶴が羽を広げた姿」に見たてたとされる。葉が「舞鶴紋」という家紋に似ているとの説がある。

マイヅルソウ(舞鶴草、キジカクシ科)
長野県下高井郡 2023年6月10日

マイヅルソウ(舞鶴草、キジカクシ科)

北海道中川郡 2022年6月6日

マイヅルソウ(舞鶴草、キジカクシ科)

長野県下高井郡 2022年6月18日

和名の由来について、wikipediaでは『葉の模様が家紋の舞鶴紋に似ることから、舞鶴草という名がついた』と説明されています。早速、その家紋を調べてみると、ざっと45種程度あることが分かりました。その意匠が、マイヅルソウの葉の紋様に似ているかというと、それはそれで微妙です。

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 (2023/06/27) Latest Update 2023/06/27 [585KB]


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