マツムシソウ (松虫草、スイカズラ科)--- Scabiosa japonica Miq. ---

マツムシソウ(松虫草、スイカズラ科)
 比較的標高の高い草原で見掛けるマツムシソウです。タカネマツムシソウという変種の名前で呼んだ方が良さそうですね。すっと伸びた茎の上に紫色の特徴的な花を咲かせます。正確には、たくさんの花が集まって頭花(頭状花序)を作っているんですね。自生地からタカネマツムシソウ(高山型変種)とすべきかも知れません。
 独立したマツムシソウ科とされていましたが、APG分類体系で、全てのマツムシソウ科植物がスイカズラ科と編入されました。スイカズラ科は木本が多いのでは?!
撮影 : 長野県茅野市 2006年8月5日

スイカズラ科 マツムシソウ属
分類体系 APG 属性(生活型) 越年草、(高知では多年草)
標準和名 マツムシソウ 漢字表記 松虫草
学名/栽培品種名 Scabiosa japonica Miq. RDB
花期 夏から秋:8~11月 結実期
原産地 日本 備考
国内分布 北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種。
自生環境 ブナ帯などの山地草原に自生する。
補 足 和名の由来には諸説あるが、マツムシ(スズムシ)が泣き出す頃に咲くことに由来すると言われる。APG分類体系でマツムシソウ科はスイカズラ科に編入された。

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     元来はポツンポツンと咲く花です   この不思議な蕾を見るのは初めてでした 
マツムシソウ(松虫草、スイカズラ科)
長野県茅野市 2006年8月5日

 (2006/08/30) Latest Update 2023/01/29 [120KB]


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