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標高2,000m程度の湿原でムシトリスミレを見掛け、近づいてみると隣にモウセンゴケが見つかりました。目立たない植物です。トゲゴゲしているのは葉。このトゲっぽい粘毛から粘液を分泌して虫を捕まえて養分にします。コケという名がありますが、ウツボカズラ目の種子植物だそうです。 各地で絶滅危惧種に指定されていますが、栽培をしている方が意外に多いようです。平地で育てながら夏を超すの大変ではないかと想像します。 |
撮影 : 長野県(北アルプス) 2013/06/27 |
科/属 | モウセンゴケ科/モウセンゴケ属 | 属性(生活型) | 一年草 |
標準和名 | モウセンゴケ | 漢字表記 | 毛氈苔 |
学名/栽培品種名 | Drosera rotundifolia L. | RDB | 各地で絶滅危惧種に指定されている。 |
花期 | 初夏:5~6月 | 結実期 | |
原産地 | 国内分布 | 北海道から九州まで見られる。北半球に幅広く自生するという。 | |
自生環境 | 高山、亜高山の湿地に自生する。 | ||
補 足 | 世界中に同属が知られており、日本にも数種が自生している。 |
(2013/07/09) Latest Update 2013/07/09 [115KB] | ![]() |