ハンギングバスケットも似合う 垂れ下がるフクシア
赤いランプが垂れ下がっているようなユーモラスな花を見つけました。 「これは何かな?」 ファンタジー系を掲載したばかりのフクシアです。 こちらのタイプの方が物理的には多いのですが、掲載が後になりました。 別名として "Angel Lantern(天使の提灯)" と呼ばれているようです。 このような花にはハンギングバスケットや吊り鉢がお奨めですね。 萼と花弁の色が異なるものも多く、花の形状にも多彩な変化が見られます。 組み合わせ上、数え切れない程のバリエーションがあるそうですよ。 このバリエーションの多くには園芸品種名が付いている訳です。 これはたいへん!写真は「天使の耳輪」という園芸品種に似ています。 でも、同定できるような知識はなくて、全く自信がありません。 (^.^) (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Fuchsia hybrida" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : アカバナ科フクシア属 さて、これだけ変化があるということは、とても魅力的ですよね。 園芸品種を集めているフクシア・フリークが多いようですよぉ o(^▽^)o 。 並べて眺めてみたいという気持ちは、とても良くわかります。 挿し木で容易に増やすことができると書いてありました。 栽培もそれ程難しくはないので、人気があって不思議ではありませんね。 花期がとても長いので、これからもあちこちで見つかるかも知れません。 交配を楽しんでいる方も多いのではないかと予測します。 まぁ、普通は種子ができませんので、人工交配になるという事情もあります。 なぜ、種子ができないか?ですが、この植物が「鳥媒花」だからですね。 なんと、あの蜂鳥(ハミングバード)が吸蜜する際に花粉を受け渡すのです。 日本には蜂鳥がいませんので、普通は結実しないという訳ですね。 スズメガの仲間が代役を務める訳にはいかないのでしょうか? (@_@)