少し派手なイメージの花を咲かせているのは、記憶にある植物です。 「これは何かな?」 アマリリスという通り名で完全に定着していますね。 困ったことに、現在はアマリリス属には属していないのだそうです。 元来は、夏に花を咲かせるべきなのですが、1週間程前に撮影しました。 わぁお、と思いましたので、夏まで待たないことにしました。(^.^) 園芸店では球根(鱗茎)が箱に梱包されて陳列台に並んでいます。 とても大きくて、そうですねぇ、マスクメロン程度の球根がありますよ。 箱入は、培養土に植えてあり、水遣りだけで花が咲くセットになっています。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Hippeastrum x hybridum" ● 原産 : (原種)南アメリカ ● 分類 : ヒガンバナ科ヒッペアストルム(ヒペアストラム)属 ルドウィッヒ系、レティクラタム等がありますが、多くは前者です。 例に漏れず、オランダで品種改良された系統で、大きな花を咲かせます。 多くの花茎が上がり、球根植物の花としては豪華この上ない姿です。 コルチカムのように、いきなり花が展開して、葉が後から付いてくるそうです。 確かに、写真でも、葉は下の方にチラッと写っていますね。 花色はピンク系が多く、濃紅や純白、その覆輪種などがあります。 前述の通り、既にアマリリス属ではないので"Amaryllis"と記述しません。 ただ、イメージが強いのか、名残が残りすぎて混乱しています。 おそらく、ヒガンバナ科が"Amaryllidaceae"であることがマズイのでしょうね。