とても鮮やかな濃黄色の花がたくさん咲いています。 「これは何かな?」 全国の野山に自生して、色の名前にもなっているヤマブキ(山吹)ですね。 バラ科の植物らしく、色が異なるだけで花弁は桜に似た5弁です。 一応、樹木ですので、緑色の茎枝は徐々に木質化して茶色になります。 花が咲くのは、緑色に伸びた部分にだけではなかったかと思います。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Kerria japonica" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : バラ科ヤマブキ属 園芸店などで見掛ける八重咲きの花もなかなか美しいものですよね。 ご存じの通り、これはオシベが花弁化したものですから結実できません。 見ていませんが、斑入り、花や葉変わり等が流通しているそうですよ。 白い花も見たことがあると思いますが、あれは4弁花の別種だそうです。 でも、どうやら別種ではなくて、単に花が白いだけの品種もあるんですね。 別種はシロヤマブキ、白花はシロバナヤマブキ・・・、ややこしい。