ツチイナゴ ~全身、淡い土色を帯びた大きめのイナゴ~
ツチイナゴ
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2024年10月31日
分 類 バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科ツチイナゴ属
学 名 Patanga japonica Bolivar, I., 1898 ツチイナゴ (土蝗、土稲子)
概 説 マリーゴールドの花を覗いていると、目だないけれども、少し大きめのバッタがいました。付近を探すと、もう2~3匹がいます。でも、調べてみると、花を食べるとか、蜜を吸うとか、そんな情報はなく、広い葉を食べるようです。
おもしろいことに、成虫で越冬する稀有なバッタとのことでした。9月頃に成虫になって、そのまま冬を越して、翌春から繁殖活動を再開する珍しい性質です。全身褐色の体がかっこいいが、幼虫は緑色型と褐色型両方が存在するのだそうです。
分 布 本州(関東以南)、四国、九州、南西諸島、海外:中国~インドまで広く分布する。
雌 雄 雄の方が雌より少し小さい程度で、生殖器を覗いて、外見的な違いはほとんど見られない。
体 長 ♂50-55mm ♀50-70mm
その他 イネ科の植物ではなく、クズの葉など広い葉を食べる傾向がある。

ツチイナゴ
ツチイナゴ
花を食べる訳でもないのに、何匹か、花の上でジッとしていました
撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2024年10月31日

(つぶやきの棚)徒然草

 (2024/12/07) Latest Update 2024/12/06 [400KB]


ページのトップへ戻る