分 類 | バッタ目バッタ科ツチイナゴ亜科ツチイナゴ属 |
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学 名 | Patanga japonica Bolivar, I., 1898 ツチイナゴ (土蝗、土稲子) |
概 説 |
マリーゴールドの花を覗いていると、目だないけれども、少し大きめのバッタがいました。付近を探すと、もう2~3匹がいます。でも、調べてみると、花を食べるとか、蜜を吸うとか、そんな情報はなく、広い葉を食べるようです。 おもしろいことに、成虫で越冬する稀有なバッタとのことでした。9月頃に成虫になって、そのまま冬を越して、翌春から繁殖活動を再開する珍しい性質です。全身褐色の体がかっこいいが、幼虫は緑色型と褐色型両方が存在するのだそうです。 |
分 布 | 本州(関東以南)、四国、九州、南西諸島、海外:中国~インドまで広く分布する。 |
雌 雄 | 雄の方が雌より少し小さい程度で、生殖器を覗いて、外見的な違いはほとんど見られない。 |
体 長 | ♂50-55mm ♀50-70mm |
その他 | イネ科の植物ではなく、クズの葉など広い葉を食べる傾向がある。 |