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ユリカモメ(鳥)
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ユリカモメ(鳥) 「これなむ都鳥」と言ふ (つぶやきの棚)徒然草
 上野の不忍池という場所とユリカモメという鳥の印象が、どうも、しっくりきませんね。気が付いたのですが、カモメという名前から、海鳥だという印象が浮かぶためだろうと思うのです。実は、冬鳥として飛来する先は、海岸、河川、湖沼など、水辺ならどこでも良いのだと分かりました。
 多く見られるカモの仲間が、四六時中、採餌活動をしている様子と比べ、ユリカモメの方は、どこか悠然としていて、多くはジッと立っているだけでした。採餌を開始する特別な時間帯があるのでしょうか。ただ、ユリカモメは雑食で、ゴミでも何でもつついているという話も聞きます。在原業平や和泉式部などの和歌に登場する「都鳥(みやこどり)」という雅な印象と現実は異なるようです。因みに、不忍池と*言問橋との距離は数Kmに過ぎません。
言問橋:『名にし負はばいざ言問はむ都鳥わが思ふ人はありやなしやと』という和歌に因んで名付けられた隅田川の橋。

 (2025/12/16)


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