シュウメイギク(秋明菊)
(キンポウゲ科)---
Anemone hupehensis
var. japonica ---
時折、名前を聞く程度で、余り馴染みのない植物でした。キク科かなと思っていたのですが、キンポウゲ科のようですね。確かに、蕾などの印象はキンポウゲの仲間っぽいかも知れませんね。
古い時代に帰化した植物ですが、一般に目にしている個体は、栽培品種というか、交配された園芸植物というシロモノだろうととみています。
撮影 : 千葉県佐倉市 2021年9月23日
科 |
キンポウゲ科 |
属 |
イチリンソウ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
標準和名 |
シュウメイギク |
漢字表記 |
秋明菊 |
学名/栽培品種名 |
Anemone hupehensis var. japonica |
RDB |
|
花期 |
秋:9~10月 |
結実期 |
冬:12~1月 |
原産地 |
中国、台湾 |
備考 |
|
国内分布 |
園芸種として広く栽培されている。 |
自生環境 |
|
補 足 |
中国からの帰化種。中国では「秋冥菊」と表現される。和名は数多いが、「秋明菊」の表記が一般化している。イチリンソウの仲間であり、花びらはなく、萼片が花びらに見える。多くの園芸品種がある。 |
きれいな花と言いたいところですが、キンポウゲ科ですから、これは大きな萼片です
撮影 : 千葉県佐倉市 2021年9月23日
赤紫系の色合いが多いのだそうですが、白系もあるそうで、どこかで見かけないかと期待しています
撮影 : 千葉県船橋市 2021年10月3日
早速、白系の花が栽培されている場所を見つけて、撮影できました
撮影 : 千葉県船橋市 2021年10月14日
花後に結実して、付着する繊維がふわふわの白い綿のようになります
撮影 : 千葉県船橋市 2022年1月29日