エビネ (海老根、ラン科)--- Calanthe discolor w:Lindl. ---

エビネ(海老根、ラン科)
 これはエビネで正しいのか、余り自信はなかったのですが、花の形態や全体の様子から、合っているはずと気合いを入れつつ、AIに問い合わせをしてみました。結果は、ありがたいことに正しいとの判断だったのです。
 自生品として野山で見たことがあったか否か、記憶が定かではありません。山の中腹にある住宅の庭で見かけたことがありますが、それは植栽品と言うべきでしょう。
 山野草を扱う店の店頭、植物図鑑や雑誌で見かけるのは、もう少し鮮やか、もしくは、華やかな姿で、ここまでシンプルな配色の個体を見たことはなかったと思います(注:「素心花」と呼ばれる型とのことです)。
広島県(北部) 2025年5月17日 素心花

ラン科 エビネ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草
標準和名 エビネ 漢字表記 海老根
学名/栽培品種名 Calanthe discolor w:Lindl. (1838) RDB
花期 春:4~5月、他に夏咲き、秋咲き種もある 結実期 秋:10月
原産地 日本、朝鮮半島南部、中国 備考
国内分布 日本では北海道南部から沖縄島まで分布。朝鮮半島、中国で自生が確認されている。
自生環境 落葉広葉樹林の林床や、杉林などの樹下などに自生する。
補 足 地下茎(偽球茎、バルブ)の形が海老の腹部に見立てられた。また、根がエビの脚やヒゲに見えると言う。自生品が持ち去られ、絶滅危惧種になっている。

エビネ(海老根、ラン科)
エビネ(海老根、ラン科) エビネ(海老根、ラン科)
花が展開しているところで、葉の方は、まだ充分には展開して居ない様子です
広島県(北部) 2025年5月17日

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 (2025/05/31) Latest Update 2025/06/01 440KB]


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