ヒメガマ (姫蒲、ガマ科)--- Typha domingensis Pers. ---

ヒメガマ(姫蒲、ガマ科)
 薬用植物という側面も持つガマ科のヒメガマ(姫蒲)は、沼や湿地で時折見掛ける草丈の高い抽水植物です。
 日本にはガマ、コガマ、それからヒメガマがあり、時に混在しているそうです。黄褐色の頭花は串を刺したソーセージのような形をしていますね。この上部の雄花穂と下部の雌花穂の間が離れていて容易に区別できます。
撮影 : 千葉県船橋市 2004年7月4日

ガマ科 ガマ属
分類体系 APG 属性(生活型) 多年草、抽水植物
標準和名 ヒメガマ 漢字表記 姫蒲
学名/栽培品種名 Typha domingensis Pers. RDB
花期 夏:6~7月 結実期
原産地 備考
国内分布 ほぼ日本全土の湖沼やため池、河川、水路、休耕田などに生育する抽水植物。
自生環境 川岸や沼のほとり、地下茎で広がりながら群生する。
補 足 日本全土、世界では温帯から熱帯に広く分布する多年生の草本。ガマに比べて葉が細いことからヒメガマとされたと言われる。ガマとの区別は難しい。

ヒメガマ(姫蒲、ガマ科) ヒメガマ(姫蒲、ガマ科)
ヒメガマは比較的に小型で根が浅く、ビオトープ作りに適しているそうです
ヒメガマ(姫蒲、ガマ科)
花の中央に分離部がありますね
千葉県船橋市 2004年7月4日


 (2007/08/08) Latest Update 2024/08/06 [340KB]


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