イネ・ジャポニカ種
(稲、イネ科)---
Oryza sativa
subsp.
japonica
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撮影 : 千葉県佐倉市 2022年10月15日(稲刈り後に開花、やっと撮影して追加しました)
これは、詳しく説明すれば、イネ(アジアイネ)ジャポニカ種ですね。要するに、農産物のお米ですから、当サイトには、余りそぐわないアイテムですが、最近、稲を何度も取り上げてしまったので、まとめの意味を含めて専用ページを構築することにしました。
撮影 : 千葉県船橋市 2000年10月14日(稲刈り後に開花、初期型デジタルカメラで撮影)
科 |
イネ科 |
属 |
イネ属 |
分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
原種は多年草 |
標準和名 |
イネ |
漢字表記 |
稲、水稲 |
学名/栽培品種名 |
Oryza sativa subsp. japonica |
RDB |
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花期 |
夏:8月 |
結実期 |
秋:9月~10月 |
原産地 |
東アジア |
備考 |
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国内分布 |
全国の自然環境に対応して改良。 |
自生環境 |
農産物。 |
補 足 |
野生イネ、エールハルタ亜種から栽培化された。一年草として育てられるが、多年草である。用途に応じて品種改良されている。 |
岩手県奥州市(江刺) 2022年9月29日棒掛け(天日干し)
千葉県柏市 2022年10月10日孫生え(ひこばえ)
この稲は家畜飼料用に栽培される専用品種!おそらく、「べこあおば」という品種だと思われます。
千葉県佐倉市 2022年9月4日しっかり立つ、収量が高い飼料用米専用品種
千葉県臼井市 2022年9月4日
岩手県花巻市 2021年10月21日
収量よりも「おいしいお米」を目指していたお米の産地で生まれ育ちました。同時に、土地改良と表現される田の大型化や用水路の整備が行われていましたね。つまり、大型コンバインが自由に動き、カントリーエレベーターで乾燥させる機械化された農業スタイルが半世紀前に構築されました。小さくごちゃごちゃと曲がりくねった田んぼはなくなり、一方で、ドジョウもタニシもホタルもいなくなりました。全国で、巨額の税金が投入されたことも事実で、当時はそれが正義でした。