センダイハギ
(先代萩、マメ科)---
Thermopsis lupinoides
(L.) Link ---
十勝川河口域の広域に拡がる原生花園を歩いておりますと、あちこちに、どう見てもマメ科の黄色い大きな花が咲いておりました。調べたところ、これはセンダイハギ(先代萩)だそうです。
お土産に人気の仙台銘菓「萩の月」は全く関係ありませんが、北アメリカ原産のムラサキセンダイハギ(紫先代萩)と近縁種のようですね(笑)。
北海道では広域に自生しており、特に太平洋側の海岸沿いに多いようです。実際には内陸でも見られ、環境が合えば本州でも観察できるそうです。
撮影 : 北海道中川郡 2022年6月7日
| 科 |
マメ科 |
属 |
センダイハギ属 |
| 分類体系 |
APG |
属性(生活型) |
多年草 |
| 標準和名 |
センダイハギ |
漢字表記 |
先代萩 |
| 学名/栽培品種名 |
Thermopsis lupinoides (L.) Link |
RDB |
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| 花期 |
初夏:5~8月 |
結実期 |
秋 |
| 原産地 |
日本 |
備考 |
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| 国内分布 |
北海道、本州(中部以北)に分布する。国外では朝鮮、中国、北米など。 |
| 自生環境 |
主に海岸の砂地や草地などに自生する。 |
| 補 足 |
太い地下茎を伸ばして海岸の砂地や草地に群生することが多い。草丈40~80㎝と大型で、鮮烈な黄色い花を初夏に咲かせる。 |
撮影地は海抜数m程度の湿地で、原生花園(天然記念物)を構成しています
後方はハマナス(バラ科)、同様に海岸の砂地に生え、これから開花を迎える
北海道幌泉郡 2022年6月8日