尾のような白い総状花序 「オカトラノオ」
残念ながら、花の形態が良くわかる最近の写真がありませんでした。 少し古い写真だったら保管しているのですが…。 どちらかというと蝶の方を撮影していたんですねぇ (^v^)。 一応、「これは何かな?」 長く伸びた花序を虎の尾にみたて、トラノオと呼ばれる植物の一つ。 明るい草原に咲くオカトラノオと言います。 ちょっと分かり難いのですが、花序の形(穂状花序)が特徴です。 先に行くほど細くなり、クルンと弓のようにしなっていますね。 花ひとつひとつは5枚の厚めの花弁で構成された、白くて可愛いものですよ。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : Lysimachia clethroides ● 原産 : 日本(分布:北海道から九州) ● 分類 : サクラソウ科オカトラノオ属 たくさんの花が咲き揃うに連れて、花序全体が下を向くようになります。 徐々に猫属の尾に似てくるという訳ですね。 地下茎で群生する性質があります。 不思議なことに、群生している場所では、尾が皆同じ方向を向いていました。 南を向いているとか、明るい方を向いているという話を聞きます。 う〜ん、記憶ですが、少なくても南向きではなかったような気がします。 でも、サクラソウの仲間とは思いもよりませんでした。 シクラメンの仲間でもあるとか。へぇ (o。o;)