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★★★ クリの淡い栗色の花 長い花と実の謎? ★★★

クリの淡い栗色の花 長い花と実の謎?

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クリの淡い栗色の花 「長い花」と「イガイガの実」の謎

普通の感覚では、これが何かを説明しなくても良さそうな気がします(^.^) 。
一応、「これは何かな?」
昨日、撮影したばかりの山栗の実ですね。

ある資料によると、日本だけでも200種前後の栗が自生しているそうです。
撮影したものが、どの種に当たるのかを同定できるとはとても思えません。
まぁ、山栗(柴栗)が改良された栽培品種であることだけは分かります。

「栗」は英語で "chestnut" 、フランス語では "marron"ですね。
その「マロン」、本来、トチノキ科のマロニエの実を意味します。
元来は誤用ですが、そのままでまかり通っている訳です。
言葉というもの、なかなか理論通りにはいかないということでしょう。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : Castanea crenata
 ● 原産 : アジア、北アメリカ、ヨーロッパ(広範囲すぎるかも)
 ● 分類 : ブナ科クリ属

若葉の頃に、長く伸びた不思議な花が咲きます。
この時期、遠くから花が咲いていることが分かるのですが、何故でしょうか。
それは独特な芳香を放つからですね。

この長い花には小さな花がたくさん付いているように見えます。
これらが全て実になったら、妙なことになりますよね。
どうも、この花から実、実から花が想像できず、繋がってくれません。

この謎を解く鍵は「雄花」と「雌花」にあります。
花を知る方でさえ限定的でしょうが、「雌花」を知る方は更に少ないでしょう。
目立っているのは「雄花」で、比較的小さい「雌花」は別にあるのです。
こちらはトゲがあって、花の段階で既に栗の姿をしているという訳です。
機会がありましたら、注意してみてみましょう。


クリの淡い栗色の花 長い花と実の謎?


 因みに「マロングラッセ」はお菓子の名前です。う〜ん、食べたい!


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