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★★★ 長い花期を楽しむ有用な庭木 ムクゲ ★★★

長い花期を楽しむ有用な庭木 ムクゲ

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長い花期 多彩な花を楽しむ有用な庭木 ムクゲ(木槿)

夏場から現在まで、街角で白、紅、紫色等の花を見掛けましたよね。
「これは何かな?」
フヨウ属のムクゲ(木槿、槿または無窮花)です。
園芸品種も多くなったようで、八重咲き等も多く見掛けました。

韓国の国花に指定されているそうで、読みはムグンファ(無窮花)とか。
ムクゲより、「音(おん)」としては良さそうです。

学名を見ていただければ分かるのですが、ハイビスカスの仲間です。
似ていると言えば似ているかも・・・、でも、醸し出す雰囲気は違いますね。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Hibiscus syriacus"
 ● 原産 : 中国・インド
 ● 分類 : アオイ科フヨウ属

さて、書籍やネットで調べてみますと「はかない一日花」とあります。 
「あれ、どこかで聞いた話だなぁ」と思って調べてみました。 (*^o^*)
ニッコウキスゲの時の二の舞は避けたいところ・・・。

やはり、実際に調べてみた方の情報がありました。
その結果、同じ花が開閉しながら2〜3日間は咲き続けるという結論です。
句にも詠われる「短命な花」というキャッチフレ−ズも単なるイメージなのか!
敢えて、「次々と花が咲くため長く咲くように見える」とまで書かれています。
でも、なぜ、こんな風評がはびこるのでしょうね?

もう一つの「なぜ」ですが、白色種が薬用になるのだそうです。
他の色ではだめなのでしょうか?
若い蕾を天日で乾燥させた生薬は「木槿花(もっきんか)」と呼ばれます。
茎、幹、根の樹皮を乾燥させた生薬は「木槿皮(もっきんぴ)」と呼ばれます
若い果実を天日で乾燥させた生薬は「木槿子(もっきんし)」と呼ばれます。
  (注:生薬読み方事典というサイトより)

「木槿皮」は解熱、利尿、解毒、かゆみ止めに効果があるそうです。
「木槿花」は下痢に、月経不順や腫瘍にと使い分けられます。
「木槿子」については、詳しい情報を見つけることができませんでした。
これは、なかなか有用で、美しい花を咲かせる庭木ですね。 o( ^_^ )o

よく見ますと上の花と違う花を咲かせています!

長い花期を楽しむ有用な庭木 ムクゲ


 読みについて調べてみますと、例えば「もっきんぴ」、「もくきんぴ」、「もくきんび」等、いろいろな表現が出てきました。まぁ、どうでも良さそうな気がしてきました。因みに、オリジナルは、当然、中国語のMUJINZIになると思いますから、やはり、どれでも似たようなモノですね (^.^) 。


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