チャーミングな丸いボンボン頭 センニチコウ(千日紅)
アカツメクサに似た丸い頭状花がチャームポイントですね。 「これは何かな?」 和名ではセンニチコウ(千日紅)またはセンニチソウ(千日草)と呼ばれます。 夏から秋まで長い期間咲き続けるという意味でしょう。 花色は、紫、紅紫、白、ピンク(桃)色があります。 実は、花弁に見えるカラフルな部分は小苞だそうです。 乾燥させても色褪せが少ないのでドライフラワーに適しています。 でも、この花たちですが、太陽が高い時に撮影すると失敗しがちです。 中央の写真は曇天に撮影したものですが、むしろ妥当な色が出ていますね。
(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Gomphrena globosa" ● 原産 : 熱帯アメリカ ● 分類 : ヒユ科センニチコウ属 ヒユ科というと代表的な植物としてはケイトウ(鶏頭)が挙げられます。 でも、同じ仲間ですが、余り似ていませんね。 葉も茎も花も、随分違う感じだなぁと思いませんか! とにかく日当たりの良い場所が大好きだそうです。 なるほど、明るい場所が似合いそうです。 たくさんの花を長く咲かせますので、花壇に適しているのでしょう。 家庭のお庭より、公園等の花壇で良く見掛けます。 ところで、どこかで見た名前だなぁと思ったのですが・・・。 そうか、サルスベリを「百日紅」と書くのでした。 それから、ニチニチソウ(「日日草」)という花壇の花もありましたね。