松の木? いろいろ探してみたい多彩な花 エリカ
筒状になった不思議な花がたくさん咲いている低木です。 「これは何かな?」 主に南アフリカを原産地とするエリカと呼ばれるツツジの仲間たちです。 エリカ属には700種とも言われる種、品種の総称的に扱われています。 さて、どういう単位で紹介したモノでしょうか。 (*^o^*) まぁ、出逢って、「これは」と思ったら、手当たり次第というのがよろしいか。 上は『ホワイトデライト』(Erica colorans 'White delight')で流通しています。 咲き出した頃は、ほぼ真っ白ですが、徐々に先端から赤味を帯びてきます。 葉は杉の葉に似ているって本当ですね。 どちらかと言うと『もみの木(マツ科)』に似ているかも知れません(笑)。 半耐寒性常緑小低木に分類される品種で、これから出回ってきます。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Erica cv." ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ツツジ科エリカ属 下の写真で左の方は『メランセラ』(Erica melanthera)という種です。 ほぼ白に近い淡いピンクや明るいピンクの花があるようですね。 こちらは丸い鈴のような花を咲かせています。 やはり半耐寒性常緑小低木に分類される品種で秋口から出回ってきます。 他に、ちょっと調べただけでも黄色いやオレンジ色の花もあるようですね。 メランセラも鈴状ですが、もっとスズランに似た花も見られます。 おしべが出っ張った花だとか、ツートンカラーなんぞもあるようですね。 これは楽しい種ですよ(興味津々)。 でも、どこかで見たような面持ちを持っていますよねぇ!? あっ、日本に自生するツツジ科のサラサドウダンの雰囲気に似ていますよ。
右は少し赤味が強くなった『ホワイトデライト』