出窓に置いて気軽に楽しむ 多彩なミニバラたち
もう一度、この花の季節がやってきました。 一応、「これは何かな?」 説明不要とは思いますが、これはバラ、園芸的にはミニバラと呼ばれます。 姫バラというような呼び方もありますが、矮小性のバラたちです。 四季咲き性も、一季咲き性のものもあるようです。 ただ、どこからどこまでがミニバラという境界線は混沌としているようですね。 バラ図鑑はたくさんありますが、微妙な違いがあるのは否めません。 プロでも区別が曖昧にならざるを得ないようですから、仕方がありません。 店でミニバラと記載されて売られていたら、ミニバラということにしましょう。 いろいろ調べて見ましたが、結果、この呼び方は推奨できないと思います。 補足としてですが、区別したがり屋さんの話を紹介しましょう。 ミニバラを更に区別して、ポットローズとパティオタイプに分けるという話です。 前者は30cm程度、後者は50cm程度というのが目安らしいですね。
(ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Rosa cv. (hybrids)" ● 原産 : (原種)北はシベリアから南はアフリカまで広域 ● 分類 : バラ科バラ属 店頭では。出窓に置ける程度の鉢で売られているものが多いようです。 蔓性のミニバラもあるのですが、矮小性の方が売りやすそうですね。 数種類以上の花色の鉢が並べられていると映えて良さそうです。 花弁の数では、一重、半八重、それから八重咲きがあります。 花弁の形では、尖って見える剣、半剣、それから丸弁があります。 それから、それから、平咲き、ぽんぽん咲き、カップ咲き等、多種多様です。 園芸化の歴史が長いだけあって、バラの園芸品種は無数にあります。 原産地も広域ですが、ミニバラは中国の矮小種がベースのようです。 地理的に近いためか、日本の方が欧州よりミニバラの歴史は長いようです。 多彩な園芸品種がリーズナブルに出回ってくれると嬉しいですね。