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★★★ 繊細 秋空に揺れる オオイヌタデ ★★★

繊細 秋空に揺れる オオイヌタデ

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丈に似合わず繊細 秋空に揺れるオオイヌタデ(大犬蓼)

他の植物を見下ろして花を咲かせる、とても背の高いタデです。
でも、良く似た帰化植物のオオケタデ(大毛蓼)よりは小さいかも知れません。
「これは何かな?」
淡いピンク色の花を咲かせるオオイヌタデ(大犬蓼)ですね。

花には白色とピンク色があるようです。
2mにも届かんとする草丈があり、花の穂が垂れ下がる特徴があります。
別名カワタデと言うそうですが、よく河原などの湿地に生えています。

もう一つの特徴は節にあるのだと知りました。
はっきりと膨らんでいて、毛がないのだということです。
こうした特徴を撮影する前に知っていれば…、そう、いつも思います。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Polygonum lapathifolium"
 ● 原産 : 日本(分布:北海道・本州・四国・九州)
 ● 分類 : タデ科タデ属

派手には派手なのですが、やはり野生の和やかな雰囲気があります。
一方、オオケタデの方は、明らかに園芸植物が野生化したイメージです。
自分をアピールする強さが、微妙に違うんですね。

ところで、なぜ「犬」という名前になったのでしょう。
イヌサフランで「似ているが違う」という意味があるという話をしました。
何に似ていて、何が違うのでしょうか。

調べてみましたら、どうやら、食用になる蓼類のことを言っているようです。
でも、食べられない蓼も多いように思うのですが・・・。
なにしろ、「蓼食う虫も好きずき」という言葉があるくらいです。

繊細 秋空に揺れる オオイヌタデ


 今日は全国的に良く晴れた一日だったそうですが、明らかに平均気温は下がってきましたね。まぁ、四季が豊かに変化するところが日本の良いところです。「小春日和」とは春の気配がする秋の一日を指す訳ですから、ちょうど、今ぐらいの雰囲気を表現する言葉ではないかと思います。さ〜て、すみれでも返り咲きしていないでしょうか。気温的にピッタリなのですが・・・。


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