人気の高い鮮やかな観葉植物 ドラセナ 2品種
ホームセンターをうろうろして撮影したのですが、怒られますでしょうか。 よくオフィスや店舗の玄関口などに置いてある人気の高い観葉植物です。 「これは何かな?」 ともにドラセナ属で、上の写真はデレメンシス、下はフラグランスです。 葉のイメージが良く似ていて、他にも多くの園芸品種が流通しています。 デレメンシスは、葉の鮮やかな縦縞が特徴的です。 中央に濃緑、囲むように白筋が入って、更に黄緑の覆輪が入ります。 良くデザインされた、落ち着いていて、美しい配色だと思います。 和名をシロシマセンネンボク(白縞千年木)と言います。 栽培の歴史は長く、この品種から、更に多彩な品種が産まれています。 枝変わり矮性種のコンパクタ、黄緑の覆輪が広いレモンライムもそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Dracaena deremensis cv. 'Warneckii'" (デレメンシス)" ● "Dracaena fragrans cv. 'Massangeana'" (フラグランス)" ● 原産 : 熱帯アフリカ ● 分類 : リュウケツジュ科ドラセナ(ドラカエナ)属 一方、「幸福の木」という名前の方が通りが良いフラグランスです。 一応、和名はシマセンネンボク(縞千年木)と言います。 流通している形状は独特ですね。 直立した象牙色の幹から幅広い緑色の葉が出ています。 全体に濃い緑色の葉で、淡黄緑の縦斑が中央部にしっかり入ります 極端な話、この幹を輪切りにして水を与えて置くと、葉が出て発根します。 つまり、水挿しでも、挿し木でも容易に増やすことができる植物です。 縁起物扱いで、かなり昔から「幸福の木」と呼ばれていました。 ハワイアン・グッドラック・プラント(Hawaian Good Luck Plant)が由来です。 しかし、元来は近縁ながら、別属の植物の呼び名だったそうです。 また、呼び違えたのでしょうか。 。(^.^) 。 フラグランスの名が示す通り、芳香性の白い花を多数咲かせるそうですよ。