今回は、まぁ、どこでも良く見掛ける庭木ですよね。 「これは何かな?」 日本特産とされ、北海道から沖縄まで自生しているアオキです。 特に、この美しい黄金色の斑が入った品種は、とても綺麗だと思います。 整った形の葉は、表面に光沢があって、年間を通して青々としています。 今頃は実の付いている株の方が多いのではないでしょうか。 これと同じものが庭に置いてある普通のプランターで大きくなっています。 実は、植えた訳ではありません。 忽然と芽を出して、放っておいたら、もう1m程度になってしまいました。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Aucuba japonica" ● 原産 : 日本 ● 分類 : ミズキ科アオキ属 おそらく、鳥さんが運んだのでしょう。 なんとも本当に狭くて庭とも呼べないようなスペースに運ばれたものです。 実は、何故か、そんな経緯の多彩な木本がたくさんあるのです。 因みに、草の方が好きなので、木は滅多に買いません。 ひとつ疑問があるのです。 アオキは雌雄異株の植物ですが、1本しかない木に実が生りました。 どこかから、虫さんが運んだのでしょうか。 春先、えび茶色の小さくて個性的な花をたくさん咲かせます 同じ頃、地面では、新しい世代が芽を出して盛んに葉を拡げているでしょう。 花が咲く前に付く赤い実がチャームポイントです。