ちょっと、可愛らしいというか、繊細な感じがしませんか! 「これは何かな?」 ハゴロモ(羽衣)ジャスミンと呼ばれるモクセイ科の常緑蔓性低木です。 昔、これをしげしげと見ていたら、鉢植えをいただいたことがあります。 とても欲しそうな顔をして見ていたのでしょうね。o(^▽^)o ただ、ジャスミンという名前を持つ植物は多いので、記憶が不確かなんです。 ■ ジャスミン(モクセイ科ソケイ属 "Jasminum grandiflorum") ■ マダガスカルジャスミン(カガイモ科 "Stephanotis floribunda") ■ カロライナジャスミン(マチン科ゲルセミウム属 "Gelsemium sempervirens") (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Jasminum polyanthum" ● 原産 : 中国、インド、熱帯アジア ● 分類 : モクセイ科ヤスミヌム(ソケイ)属 今日、偶然ですが、精油コーナーで、ジャスミンの香りを試しています。 モクセイ科以外は有毒なので、精油には利用していないでしょう。 でも、品種が比較的多く、どうやら羽衣ジャスミンではなさそうです。 例えば、生薬やジャスミン茶に利用されるのはマツリカ(茉莉花)です。 パッケージに「茉莉花茶」と中国語で印刷されているのをよく見掛けます。 流通名はアラビアンジャスミンで、芳香の強さではピカ一でしょう。 一方、今回の主役である羽衣ジャスミンはとても多くの花を咲かせます。 一斉に咲き出した時、姿は美しく、芳香は爽やかです。 耐寒性もあり、育てやすいので、鉢植えで贈り物に適しているでしょう。