さて、今日も南国イメージの植物ですが、見たこと、ありますよね。 「これは何かな?」 小さな白い花を包む込むような葉(包葉)が美しいブーゲンビリアです。 赤やピンクを見掛ける機会が多いと思いますが、白や黄色もあります。 蔓性の植物で、元来は高いところまで伸びていくのでしょう。 本土で見る限り、そこまで大きくならない内に冬が到来してしまうようです。 原産地の熱帯雨林では、一年中、美しい姿をしているのだそうです。 ここ沖縄でも、なんとか一年中見ることができるとのことでした。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Bougainvillaea spp." ● 原産 : 中央アメリカ、南アメリカ ● 分類 : オシロイバナ科ブーゲンビリア(イカダカズラ)属 学名でもお判りのように、複数の種の総称として扱われています。 代表的な3種を引用してみます。 ■ テリハイカダカズラ("B. glabra") ■ ペルーイカダカズラ("B. peruviana") ■ イカダカズラ("B. spectabilis") 現在は、交配種を加えて多くの園芸品種群となっています。 斑入り葉や花弁に見える包の部分が八重になった品種も流通しています。