風に揺れる紅色の花、おそらく、皆さんがご存知でしょう。 「これは何かな?」 レンゲ(蓮華)またはゲンゲ(紫雲英)と呼ばれるマメ科の植物です。 この花には良質の蜜が得られ、ミツバチが群れているイメージがあります。 また緑肥と呼ばれるのですが、このまま、田植え前に土に鋤き込みます。 それから、民間薬にもなるらしく、幅の広い有用植物だった訳ですね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Astragalus sinicus ● 原産 : 中国 ● 分類 : マメ科ゲンゲ属 最近は、余りゲンゲとは呼ばなくなりましたが、下がゲンゲ畑です。 一昨日、撮影したモノですが、後方の山が分かるでしょうか? ご覧の通り、青空の下、一面のレンゲがとても綺麗に見えました。 全国どこでも、昔はこんな風景が見られたのだろうと思います。 肥料の基本要素はN(窒素)、P(リン酸)、K(カリ)ですね。 空中窒素を効率的に固定するには、レンゲに頼るのが一番なのです。