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日本全国に増えていった「野田玉川の藤」の末裔たち

日本全国に増えていった「野田玉川の藤」の末裔たち

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どうも手前の花と奥の花では色が違うようですね。
「これは何かな?」
ここには、比較的大きめの紅色と紫色の藤が2本立てになっています。

栽培されているフジのほとんどはノダフジ(野田藤)という種だそうです。
野山で普通に見掛ける山藤と、簡単な見わけるポイントがあります。
実は全く知らなかったのですが、それは藤の蔓の巻き方の違いですね。

栽培される野田藤は右巻き、山藤は左巻きなのだとか。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Wisteria floribunda"
 ● 原産 : 日本
 ● 分類 : マメ科フジ属

野田は地名ですが、醤油で有名な千葉県の野田市ではありません。
摂津国野田、つまり大阪の春日神社近隣を「野田村」と呼んだそうです。
彼の牧野富太郎博士が「野田藤」の命名者とあります。

さて、余り詳しくない藤の種類を調べてみたら、ざっと、こんな感じです。

  野田藤
  白野田藤
  野田長藤
  黒竜藤
  八重黒竜藤
  薄紅藤
  曙藤
  紫藤
  六尺藤
  九尺藤

いろいろな種あることが分かったら、実際に見てみたくなりました。('▽')


 春になると、全国の桜の名所を追って、西から東へ移動するという愛で方があるようです。この藤についても、同じような楽しみ方ができるのではないかなぁと思います。もう関東の平地では花が終わっています。この写真は2年前に東北で撮影したもので、撮影日は5月22日でした。


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