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長い雄しべがチャームポイント 風に群れ舞う蝶 クレオメ

長い雄しべがチャームポイント 風に群れ舞う蝶 クレオメ

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丁度昨年の今頃、北海道の富良野と美瑛で撮影しました。
「これは何かな?」
1m程度の草丈になる1年草、フウチョウソウ科のクレオメです。

フウチョウソウ科という科名は初めて聞きました。
セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)という別名もあるそうです。
和名が風蝶草、中国名は酔蝶花、英名はスパイダーフラワーですか。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Cleome spinosa"
 ● 原産 : 南アフリカ
 ● 分類 : フウチョウソウ科フウチョウソウ属

花茎の先に、四弁の一日花が集まって総状花を構成しています。
花色は桃、白、それから紫があるようですね。
長く突き出ているのは雄しべですが、未確認ながら雌しべも長いとか?

北海道で大量栽培されていた訳ですが、寒さにはめっぽう弱いそうです。
ですから、春播きと言っても初夏に近い時点で直播きをするのだとか。
逆に、乾燥に強く高温でも次々に花を咲かせ、夏の大きな花壇向きですね。

こぼれ種から芽を出してくれる世話要らずという側面もありそうです。(^.^)

長い雄しべがチャームポイント 風に群れ舞う蝶 クレオメ


 比較的遅い時刻から開花するのですが、花弁に抱かれた状態の長い雄しべたちが開花を待ちきれなくて、はみ出して来ます。そいういう目で見るとおもしろいかも知れません。それから、多くの花が集まった総状花ですが、どうやら、下の方から順番に咲くのだそうですね。夏の終わりに頭頂の花が咲き始めるということでしょう。


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