撮影することができた木犀の仲間がもう一種ありました。 「これは何かな?」 銀木犀と柊の雑種と推定されているヒイラギモクセイ(柊木犀)です。 「 推定されている」ということは自然交雑種なのでしょうね。 清涼感のある強い芳香があります。 この存在を知らなかった時、当然ですが、銀木犀だと思っていました。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Osmanthus x fortunei" ● 原産 : (原種)中国 ● 分類 : モクセイ科モクセイ属 銀木犀も柊木犀も花の色は純白で、緑色の葉に鋸歯が見られます。 でも、柊木犀が持つ柊由来の粗い鋸歯は銀木犀の比ではありません。 また葉が平坦ではなく、中央で折れたり、歪んだりして立体的です。 もう少し柊と外形的な比較してみましょう。 葉の光沢は柊の方が強く、鋸歯の数では柊木犀の方が多いようです。 柊はクリスマスの頃に良く目にしますのでイメージできるかも知れません。