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晩秋に大量の実を付けるヘクソカズラ(サオトメカズラ)

晩秋に大量の実を付けるヘクソカズラ(サオトメカズラ)

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丸い球状の実がたくさん成っていますが、蔓植物のようですね。
「これは何かな?」
小さな花が一つ見えていますが、アカネ科のヘクソカズラ(屁糞葛)です。

ちょっと可哀想なネーミングですので、個人的にはヤイトバナと呼びますね。
サオトメバナやサオトメカズラという美しい名前もあるんですよ。
クサキ(臭木)も同じですが、命名にはもう少し考慮が必要だと思います。(^.^)

とは言え、植物全体に独特の異臭があることは事実です。
真夏に、ところ構わず巻き付いて、白い小さな花をたくさん咲かせます。
でも、秋から冬の姿を知らないという方も多いのではないでしょうか。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Paederia scandens"
 ● 原産 : 東南アジア、東アジア
 ● 分類 : アカネ科ヘクソカズラ属

緑色から褐色に変化していく丸い実はスグリのようですね。
でも、つるつるした果実の皮に見えるのは萼が変化した偽果皮だそうです。
野鳥が食べるそうですが、嗅覚の鋭い生き物には向かないでしょうね。

野鳥が実を食べるとしても、この葉を好んで食べる生物はいないかな。
そう思って調べてみましたら、「蓼食う虫も好きずき」なのです。
ホシホウジャクの食草なので、幼虫はむしゃむしゃ食べるそうですよ。

この写真10月の撮影ですが、実は今日もほぼ同じ光景を目にしました。
確かに花の数も多いのですが、実の数も多いですね。
これだけの数が成って鳥が運べば、どんどん増えていく道理です。

晩秋に大量の実を付けるヘクソカズラ(サオトメカズラ)


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 真夏、電信柱のてっぺんまで登っていったヘクソカズラの蔓を目にしました。風に飛ばされないように、しっかりと巻き付いて、更に青空に向かって伸び上がろうとしていたのです。勿論、それ以上は無理なのですが、力強い生命力だなぁと思いました。

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