白い花弁ににじみ出すような赤味が見られる可愛らしい花です。 「これは何かな?」 もう5回目の登場になったのですが、これは青森県五戸市のリンゴです。 原則として、寒冷地で栽培されています。 黒石市近隣の山々は、どこもかしこもリンゴの木で覆われていました。 和歌山県や愛媛県で見たミカン畑の風景に似ていますね。 撮影したリンゴ畑では「花摘み」と呼ばれる農作業が行われていました。 あれだけの数があっては、とてもたいへんな作業だろうと思います。 でも、まぁ、のんびりとラジオを聞きながら、妙に楽しそうな顔でした。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Malus pumila var. domestica" ● 原産 : 中央アジアから西アジア ● 分類 : バラ科リンゴ属 これは何という品種なのでしょうね。 花や樹形を見て品種が分かるものなのかどうか、それすら分かりません。 この辺では「ふじ」や「つがる」、「ジョナゴールド」等が主流だそうです。 秋になると、観光農園では「りんご狩り」が盛んに行われると聞きます。 リンゴについても「狩り」と呼ぶのですね。 感覚的には「狩る」ものではなく、「もぐ」ものというイメージがありませんか。 青空の下で見るリンゴの花は、とてもかわいらしいものでした。 リンゴを歌った歌謡曲、演歌、民謡は数知れません。 確かに、この花を見ているだけで、ふんふんと鼻歌が出てきそうでした。