ヒガンバナに似た長い花柄の先に紫色の花をたくさん咲かせています。 「これは何かな?」 ユリ科のアガパンサスといい、別名をムラサキクンシランと呼ばれます。 実はアガパンサスという名前は属名で、固有の名前はなんでしょう。 アフリカンリリーという呼び名もあり、学名からみると適切かも知れません。 でも、アカバンサスとか、アガバンサスとか、誤植が多いようでした。 ア・ガ・パ・ン・サ・ス、は覚えるのも、口にするのも難しいからでしょうね。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Agapanthus africanus" ● 原産 : 南アフリカ ● 分類 : ユリ科アガパンサス属 情報が少ないので、ネットで検索してみました。 すると、アガパンサスの語源についておもしろい説明が出てきましたよ。 Agapanthus の"agapa"は「愛」、"anthos"は「花」で、「愛の花」だとか。 ギリシャ語由来なのですね。 花屋さんの店頭で覚えにくい名前を付けるよりも、何か工夫ができるかも。 根茎で増える多年草で、この時期、あちこちで見掛けるようになりました。