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真夏の日差しを受けて花弁を閉じる古代蓮 オオガハス

真夏の日差しを受けて花弁を閉じる古代蓮 オオガハス

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淡いピンク色の蓮がたくさんつぼみを膨らませています。
「これは何かな?」
古代蓮として大事に育てられているハス科のオオガハス(大賀蓮)です。

蓮の研究で知られる大賀一郎理学博士に因んで名付けられました。
千葉市の東京大学検見川農場で弥生時代の地層から発掘されたそうです。
つまり、約2000年前の種子から発芽した古代蓮という訳です。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Nelumbo nucifera"
 ● 原産 : インド
 ● 分類 : ハス科ハス属

地図を片手に出掛けて、やっと蓮池に辿り着くことができました。

比較的大きな植物で、生え際から1m程度の高さになるものもありそうです。
この公園では花が終わった花茎を来場者に配っていました。
生け花の素材として使うのではないかと思います。

花は閉じ気味で、大きく開いている花茎はほとんど見当たりません。
調べてみましたら、午前10時に閉じ始めるのだそうです。
朝から出掛けなければいけなかったという訳で、迂闊でした。(^^*)

真夏の日差しを受けて花弁を閉じる古代蓮 オオガハス


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 多くの資料でスイレン科と記載されていますが、ここはハス科としました。スイレン科とハス科はDNAによる系統分析では異なる属性を示す、別グループに入れられるべきものらしいですね。有名な平泉の金色堂(須弥壇)から発見された種子からも約800年前の蓮が発芽しましたが、種子の寿命がとても長いのだそうです。

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