先の尖ったライトグリーンの実がたくさん連なっていますね。 「これは何かな?」 花をうまく撮影できなかったリベンジなのですが、これは桐の実です。 見た感じよりも結構大きくて、掌にピッタリ収まる程度の大きさです。 でも、花が咲いてから、まだ一ヶ月程度しか経過していないはずですが! この実には、茶色の堅い殻に包まれた種子が詰まっているそうです。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Paulownia tomentosa" ● 原産 : 日本、中国 ● 分類 : ゴマノハグサ科キリ属 夏の風物詩ということになるのでしょう。 一年を72に分割した「七十二候」の「桐始結花」に当たる訳です。 「二十四節気」では「大暑」の初期、本当に暑い時期の始まりですね。 ああ、やはり、紫色の桐の花をうまく撮影したかったですね。 桐は桐箪笥等、木材の話ばかりが有名な感じがします。 でも、花札にも登場する桐の花が情緒豊かで綺麗なのですよ。