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高原で静かに咲くウラジロナナカマド(裏白七竈)

高原で静かに咲くウラジロナナカマド(裏白七竈)

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明るい緑色の大きな葉に、薄い象毛色の花が咲いています。
「これは何かな?」
高山植物で、ウラジロナナカマド(裏白七竈)というそうです。

ある有名な高原にあるお花畑で撮影しました。
この時期でなかったら、ただの低木としか感じなかっただろうと思います。
まぁ、ただの低木なのですが、花の季節は捨てがたい魅力があります。

(ちょろっと、蘊蓄)
 ● 学名 : "Aorbus matsumurana"
 ● 原産 : 日本、中国
 ● 分類 : バラ科ナナカマド属

その花の魅力は、昆虫たちにとってこそ重要なのでしょうね。
常に、多くの昆虫たちが訪花して、せわしく吸蜜にはげんでいました。
花を良く見ると、サクラに似た五弁花でバラ科だなぁと思います。

資料によりますと、葉の裏面が白いのでウラジロと名付けられたそうです。
ただ、現地で見る限り、特別に白いとは思えませんでした(笑)。
初夏の葉もきれいですが、秋の紅葉はとても美しいだろうと思います。

高原で静かに咲くウラジロナナカマド(裏白七竈)


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 改めてナナカマドを見る機会って少ないですよね。国内には6種が自生しているそうですが、花をしげしげと見る機会って更に少ないような気がします。葉も美しいことを再認識しました。先ず、羽状複葉と表現されるシンプルで規則正しい雰囲気が、いわゆる「構造美」を醸し出していると思います。低木を見て、こんな風に感じたことは少ないですね。


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