これはこれは・・・、独特な姿をしているのは何かの果実のようですね。 「これは何かな?」 サトイモ科のマムシグサの花後の姿、赤というか橙色の果実です。 秋口には、個々にもう少し膨らんだ姿になりますが、夏はこんな感じです。 とある大学構内で撮影したもので、マムシグサだと教えてもらいました。 テンナンショウの仲間は、葉がなく茎がスルッとしていては判断困難です。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Arisaema serratum" ● 原産 : 日本 ● 分類 : サトイモ科テンナンショウ属 マムシグサはミミガタテンナンショウやウラシマソウ等と近縁種です。 良く似ていますが、それぞれ、名前が示すような特徴があって助かります。 マムシグサは、確かにマムシさんと良く似ています・・・。(= ^_^= ) 夏の果実はこんな感じですが、秋口はもう少し毒々しくなります。 やはり、敢えて、庭に植えたい植物ではありませんね。 明るいキャンバスで、園芸植物と並んでいる分にはカワイイものです。