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対馬 2007年春
長崎 どうしても行ってみたかった対馬 諫早

対馬

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(海峡の向こうに韓国が見える自然豊かな島)

 本当に観光目的でやって来た長崎市内ですが、そこから、佐賀県を抜けて、福岡空港から対馬に飛びました。対馬の情報を見る度に、訪ねてみたい気持ちが強くなっていたのです。
 そこは、海と一体化した暮らしがある、自然豊かな島でした。対馬という島は、大きく、北部の旧上県郡エリア(上対馬)、南部の旧下県郡エリア(下対馬)に分かれる構造をしています。実は、この両端に宿を予約していたのですが、何を血惑ったのか、逆方向に走ってしまって、夕方になって、予約していた宿と逆方向にいることに気がついてしまったのです。
 初日に予約をしていた方の宿に電話をして、場所を間違えてしまって、今から向かうと夜遅くなると相談したところ、翌日の予約に切り替えてくださって助かりました。一方で、翌日に予約していた宿にも相談して、一日早く泊めていただいたという訳です。アホな客をなんとか捌いていただいた二つの宿に感謝ですね。

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 個人的に、このサイズの航空機に乗ったことがありませんでした(正確には、グアムでセスナ機を操縦させてもらったことはありました)。
 機体は、この時期、とても有名になってしまったフランスのボンバルディア社製ターボプロップのコミューター機です(ボンバルディア DHC8-Q400)です。この記事の掲載が遅くなってしまったので、記憶している方は稀有かと思いますが、この機種は、なんと搭乗の二ヶ月前に、着陸時にノーズギア(前輪)が出ず、あらゆる対応も失敗して、ついに後輪に多くを頼って、機首側については胴体着陸をした機体と同機種でした。その時、(正確には計画段階で)ボンバルディア機であることが判明して、ちょっと、焦ったものでした。

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 春の対馬にやって来た大きな理由ですが、ナンザンスミレが自生しているとされており、それを観察したかったのです。インターネットで情報を集めていたのですが、当時、ピンポイントで自生地が事前に分かっていた訳ではありません。それどころか、開花時期については、明らかに間違っていたことが、後になって分かりました。迷惑な話ですが、仕方がありません。
 昼食に立ち寄った店で世間話をしていたところ、ナンザンスミレの話になりました。「この方に相談してみたら!」と照会され、車でお訪ねすることになったのです。そこで、また、世間話に花を咲かせていたところ、奥の部屋から『増補 原色日本のスミレ(浜 栄助氏、神山隆之氏)』が出てきました。笑いながら、説明したのですが、この書籍に私の名前が出ていたのです。幸運なことに、これで一気に信頼を受けることができて、自生地をピンポイントで教えていただくことができました。
 この島で感じた人と人のネットワークに感心させられ、同時に、皆さんの人なつっこい心根が感じられた流れで、とても、うれしくなってしまいました。旅をしていると、逆に「えっ!」と寂しくなることも、実は少なくないのです。

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 (写真右)少し曇っていた二日目にやって来たのは、南部(下対馬)の末端に近い場所にある豆酘埼灯台です。上空に飛んでいるのはトンビたちです。対馬はトンビが多いなぁと思いました。
 (写真左)最終日、北部(上対馬)の末端までやって来ました。この日は晴れて、韓国(釜山近辺)を望むことができました。これは嬉しいですね。ここは、文字通り、「韓国展望所」です。

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