分 類 | チョウ目アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科 |
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学 名 | Parnassius citrinarius Motschulsky, 1866 |
和 名 | ウスバアゲハ(ウスバシロチョウ) (薄羽白蝶) |
概 説 |
シロチョウ科に分類しているケースもありますが、アゲハチョウ科が正しいようです。遅い春に現れて優雅に飛翔します。 同じ日の昼過ぎに1頭、夕方に別の1頭と出逢いました。ともに。何故か葉に泊まったままでジッとしており、相当近い場所までカメラを近づけても、逃げようとしませんでした。羽化したばかりだったのでしょうか。 和名をウスバシロチョウからウスバアゲハに変える動きがあったようですので、併記方式に変更しました。馴染んだ名前を変えるには時間がかかります。 |
分 布 | 北海道(西部)、本州および四国に分布。 |
雌 雄 | ほぼ同型(♀の羽化は、♂の羽化より約1週間遅れる)。 |
大きさ | (前翅長)25~35mm、(開帳)60~70mm |
食 草 | ケシ科ムラサキケマン、エゾエンゴサク、ヤマエンゴサク |
世 代 | 一化性(年1回、5~6月頃) |
越冬態 | 卵内幼虫 |
その他 |
交尾後、雌に受胎嚢ができる(固着性の分泌物で交尾口を塞ぎ、次の交尾を制限、交尾口と産卵口が別で問題ない)。 Panassius glacialis glacialis Butler の亜種とされていたが、近年、独立種とされた。 |