分 類 | トンボ目サナエトンボ科 |
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学 名 | Davidius nanus Sélys, 1869 |
和 名 | シダビドサナエ (だびど早苗) |
概 説 | 水質が良い小規模な河川付近の上流域から中流域に多いと言われます。早苗の頃に見られるトンボで、4月、山間部では5月から羽化して、夏には見られなくなるとのこと。幼虫期が2年、短い成虫期と言えるのでしょうね。 |
分 布 | 日本特産種、本州・四国・九州、隠岐・対馬に分布。 |
雌 雄 | 雄の方が少し大きい。この距離の写真では雌雄判定は難しいらしい。 |
体 長 | 42mm~50mm(腹長は雄:31~36mm、雌:約33mm) |
後翅長 | 27~33mm(雌雄ほとんど変わらない) |
その他 |
胸部側面に明確な2本の黒い筋が入る。同属種はそれぞれ良く似ており、雌についてクロサナエやモイワサナエとの区別は難しいと言う。 サナエトンボ科の中では小さい部類で、春から夏にかけて、比較的普通に見られる。 ダビドという不思議な和名は、フランスの生物学者に由来するようです。 |