コフキトンボ ~雄に似た姿とまるで違う姿、2種の雌が現れるトンボ~
コフキトンボ
オビ型♀ 撮影地 : 山梨県山梨市 撮影日 : 2004年7月18日
分 類 トンボ目トンボ科コフキトンボ属
学 名 Deielia phaon Sélys, 1883
和 名 コフキトンボ (だびど早苗)
概 説 成熟すると、灰色の粉が吹くことから、コフキトンボと呼ばれています。ところが、このオレンジ色のトンボに、そんな粉は吹いていません。これはオビトンボ型♀ 、つまり、異色型の雌です。同色型の雌が混生していることもあるとか。その上、粉を吹き始める前の姿は、すっきりしたムギワラトンボ風です。とても不思議な特徴を持っています。
分 布 北海道南部から本州・四国・九州・沖縄の一部に分布。池沼や湿地に生息。
雌 雄 同色型と異色型がある。
体 長 ♂:37mm~48mm、♀:37~46mm(腹長:♂:22mm~31mm、♀:37~46mm22~31mm)
後翅長 28~39mm(雌雄ほとんど変わらない)
その他 オビ型は近畿地方では稀。

コフキトンボ コフキトンボ
♂ 撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2009年7月12日
コフキトンボ コフキトンボ
オビ型♀ 撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2009年7月12日
コフキトンボ
♂ 撮影地 : 千葉県佐倉市 撮影日 : 2005年7月15日

 (2009/09/07) Latest Update 2024/03/06 [345KB]


ページのトップへ戻る