ミンミンゼミ ~夏の暑さを象徴する鳴き声~
ミンミンゼミ
撮影地 : 東京都江東区 撮影日 : 2004年7月25日
分 類 半翅目セミ科セミ亜科ミンミンゼミ属
学 名 Oncotympana maculaticollis Motschulsky, 1866 ミンミンゼミ (みんみん蝉)
概 説 セミの鳴き声と言えば「ミーンミンミン・・・」と認識する方が多いのではないでしょうか。その鳴き声の持ち主です。黒い体に、深緑色の模様が入り、翅は透き通っています。体色には変化が多いとのことですから、色だけで判別することは難しいのでしょう。
撮影場所は、なんと東京湾をゴミで埋め立てた夢の島と呼ばれる一帯です。たくさんの樹木を植えた公園になっていますが、人工的な自然にも関わらず、数え切れない程の個体数でした。日常的には人口密度が少ないためかも知れません。夢の島の歴史を垣間見た気がしました。
分 布 北海道~九州、対馬。東北地方では主に平地、西南日本では低山地で見られる。
雌 雄 (セミは一般に)雄だけが鳴く。雌はおしりの先に2本の縦線が入っている。
体 長 57~64mm程度 翅を含まない胴体は短め(オスで35~37mm、メスは33~35mm)
出現期 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
その他 越冬体は卵、幼虫は樹木の根から受益を吸って地中で過ごし、7年目に羽化して成虫となる。

ミンミンゼミ ミンミンゼミ
黒と深緑の独特な配色が渋いイメージですね
ミンミンゼミ ミンミンゼミ
見下ろすような低い位置でも平然としています
ミンミンゼミ ミンミンゼミ ミンミンゼミ ミンミンゼミ
とにかく個体数が多く、このような枝があちこちで見られました
撮影地 : 東京都江東区 撮影日 : 2004年7月25日

 (2004/07/25) Latest Update 2024/03/06 [400KB]


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